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自主練習(白帯編 3)

強く正確な突き

空手の技は拳、蹴り足のどの部分で当てるのかが強さと正確さに影響するので、よく理解して練習しましょう。

拳の打突部は中指の第3関節、この一点です。
(指先から順に第1関節、第2関節、第3関節と数えます)
拳を作る時、先ず親指以外の全ての指を揃えて第1関節と第2関節を折りたたみます。
次に第3関節を折りたたんで親指を添えるようにします。
この時、親指が拳からはみ出ないようにして下さい。

突く対象を点で意識し、拳は手の甲が下を向いた状態でスピードを上げながら差し出します。
(上達したら、できるだけ脇を締めた状態から肘が体に沿って動いていく感覚を持ちましょう)
そして対象点と、中指の第3関節が触れた瞬間に一気に拳を捻り突き込みます。

突きはこの捻りが命と覚えておきましょう。

そして空手の命である最速のスピードを得るには一連の動きを力を抜いた状態で行うとことが肝要です。
力を入れるのは拳を捻るその瞬間だけ、中指第3関節と突く対象とのピンポイントの接触点を通じて、一瞬にしてすべての力を対象内部に放出することにより爆発的な威力を生み出します。

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