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自主練習(白帯編 2)

正しい四股立ちと前屈立ち

今週から数回に渡り練習のポイントを説明していきます。

・正しい四股立ちと前屈立ち。

四股立ちの高さはお尻が膝と同じ高さとすることが理想です。
「腰を落とす」と言います。
そして膝が踵の真上に来る様にします。
最初は腰を落とすことが難しいので、お尻は高くなってしまっても良しとし、膝が踵の真上に来ることを優先して下さい。
少しずつ腰を落とすことに慣れ、前から見て左右の膝と踵の4点を結ぶ線が四角形になれば完成です。
攻撃にも防御にも強い、頑丈な構えが出来上がります。

前屈立ちは前の足の膝を曲げることが重要です。
このことにより前方に重心をかけることができ、正面蹴りの威力を十分に相手に伝えることができます。
真っ直ぐに立った時の前後の重心配分は50対50ですが、
前屈立ちでは70対30くらいになっていることを実感して下さい。
前屈立ちによる突きや受けも同様の重心配分で練習します。

正しい四股立ち、前屈立ちによって基本や前進後退が力強く美しいものになります。
写真や動画に撮って良いところ、直すところを確認するのは良い方法です。
そして自分が気持ち良く感じ、美しく見える動きは、本質的な理に適っていますから、
ぜひその感覚や映像を楽しんで練習しましょう。